睡眠計測サービス「InSomnograf®」について

 睡眠脳波検査「InSomnograf(インソムノグラフ)®」は、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構・機構長の柳沢正史先生が代表取締役社長を兼ねる株式会社S’UIMINが開発した睡眠脳波検査です。シート状のセンサーを前頭部(おでこ)に装着し、睡眠時の脳波を計測しAIで解析することで医療レベルの精度(診断用PSG検査と86.9%の同等性)で睡眠状態を客観的に評価することが可能な検査です。

 眠りの深さやノンレム睡眠・レム睡眠の判定は、AASM(American Academy of Sleep Medicine:アメリカ睡眠医学会)により、脳波データを30秒毎の単位でその特徴から定義・分類されていますが、「InSomnograf(インソムノグラフ)®」は、このAASMの睡眠ステージ判定を忠実に再現しています。

 「InSomnograf(インソムノグラフ)®」では、入院による睡眠検査(PSG)とは違い、ご自宅で2晩、もしくは5晩検査しますので、慣れ親しんだ寝室環境での自然な眠りの状態を複数回計測することで、検査環境の変化などの影響を受けず、また、たとえば飲酒した日や、ストレスを感じて自覚的に眠れなかった日、しっかりと眠れた日の違いを客観的に評価・確認することができます。

 検査結果は、「InSomnograf(インソムノグラフ)®」を返却後、2〜3週後にご自宅のPCやスマホで検査レポートで確認できます(サンプルはこちら)。なお、InSomnografのレポートを作成する”専門家”は株式会社S’UIMINに所属しているInSomnografの開発に関わった睡眠研究の専門家によるものです。

 「InSomnograf(インソムノグラフ)®」の検査レポートの「専門家による総合評価」が【D】判定(睡眠障害が疑われます。医療機関の受診をお勧めします)で、青山・表参道睡眠ストレスクリニックを受診希望の方は、当院に電話にて「「InSomnograf(インソムノグラフ)®」の結果で受診希望」と伝えて受診予約をお願いします。なお、当院の勤務医師は全員、日本睡眠学会認定日本睡眠学会総合専門医の資格を有しています。

 

「InSomnograf(インソムノグラフ)®」の
詳細は、

こちら

 

 

※2014年10月30日に京都ブライトンホテルで開催された医師向け講演会で、柳沢正史教授が睡眠・覚醒のメカニズムの講演(「睡眠・覚醒の謎に挑む〜オレキシン系の発見からフォワード・ジェネティクスへ〜」)をされ、中村院長(当時は睡眠総合ケアクリニック代々木・院長)は従来の睡眠薬と当時開発されたばかりのオレキシン拮抗薬の使い分けを含めた不眠症の治療についての講演(「不眠症の新たな治療戦略」)をしております。

青山・表参道睡眠ストレスクリニック