ふとん・寝具の西川の「眠りのレシピ」の

いびきをかく原因は何?自分でできる対策方法を紹介

を監修しました。

【要約】
いびきの原因は、寝ているときに細いところを空気が流れるときに周りの組織(筋肉など)が振動することで「いびき」が起きます。鼻炎などで鼻の粘膜が腫れたことで鼻の中の空気の通り道が狭くなり『鼻いびき』をかくこともあり、また、眠っているときに舌を支える筋肉の力が抜けることで喉の空気の通り道である気道を舌が狭めてしまい、細くなった気道を空気が流れるときに周りの筋肉が振動して生じる「いびき」もありますが、この舌が喉に落ち込んでしまい、完全に空気の通り道を塞いでしまったものが「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」です。

閉塞性睡眠時無呼吸症候群の原因は、①体重増加、②小顔・小さい顎、③扁桃肥大・アデノイド、④更年期、⑤加齢があります。未治療の睡眠時無呼吸症候群は、不整脈や高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病、そして心筋梗塞・脳梗塞のリスクを2〜3倍に引き上げてしまい、また、日中の眠気、集中力低下、疲れやすさ、抑うつ気分、さらには将来的には認知症発症のリスクを上げると言われています。

いびきに加え、途中で何度も目が覚める、熟睡感がない、日中の眠気など「眠りの質」の低下が気になるようなら、なるべく早めに睡眠クリニック・睡眠外来受診をお勧めします。

 

青山・表参道睡眠ストレスクリニック