雑誌Tarzan No880(2024.6.13号)の「加齢のトリセツ:むずむず脚症候群」(p.96-97)を監修しました。

むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)とは、下肢(ときには腕や腰回りにも生じることがある)に、なんとも言えない不快感が、
1. 横たわったり座ったりといった休息時や安静時に始まる、あるいは悪化
2. 少なくとも歩いたり体を伸ばしたりといった運動中には、部分的あるいは完全に症状が楽になる
3. 夕方や夜間にだけ生じる、あるいは日中よりも主に夕方や夜間に生じる
ことを特徴とする病気です。このため、寝付きの悪さ、夜中に何度も目が覚める、熟睡できない、といった、不眠・眠りの質の低下の原因になります。

加齢や体質によってこの症状が生じたり、貧血など体の病気に関連してこの症状が生じることがあるため、原因を見極め、適切なお薬の服用と、症状を悪化させるような生活習慣の改善が治療の第一歩です。

青山・表参道睡眠ストレスクリニック